こんにちは!スウェーデンに滞在しているあいこです。
北欧に位置するスウェーデンは街全体がおしゃれでカラフル。
雑貨や家具はもちろんオーロラなどの大自然も楽しめる人気の旅行先ですよね。
そんなスウェーデンについたらあると安心なスウェーデンクローナを、現地のATMで日本のカードを使って両替して手に入れる方法をご紹介します。
スウェーデンのATMで使える日本のカードの種類
カードに記載されているマーク(MasterCard、VISAなど)が表示されているATMで利用できます。
日本で発行されたカードはこのようなタイプのものが利用できます。
- クレジットカード(海外キャッシング利用が可能なもの)
- Visa/JCBデビットカード
- 国際キャッシュカード
- 海外専用プリペイドカード
スウェーデンのATMはどこにある?
スウェーデンでATMを探すことは、難しくありません。
空港や銀行、街中の大通りやショッピングモールなどで、見つけることができます。
人目がつく場所に設置してあるので安心です。
スウェーデンのATMで日本のカードを使って両替してみた
実際に日本のクレジットカードを使って、スウェーデン現地のATMからスウェーデンクローナをおろしに行ってきました。
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- ATMにカードを入れる
「Please insert your card(カードを挿入してください)」と画面が表示されているのを確認して、ATMにカードを挿入します。
画面右側、緑のランプが点灯している部分がカード挿入口になります。
「Chip upp(チップを上にする)」と記載があるので、カードはチップを上にして挿入します。
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- ATMの言語を選ぶ
「Please select your language(言語を選択してください)」と表示され、言語選択の画面になります。
日本語はないので、ここでは「English」を選択します。
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- 日本のカードの暗証番号を入力する
「Please enter your PIN(暗証番号を入力してください)」と表示されます。
手元にあるテンキーで入力します。
押し終わったら、緑のENTERボタンを押します。
取り扱いを中止したい場合は赤のCANCEL、間違えた場合は黄色のCLEARを押してください。
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- 引き出し金額の入力
「Choose or enter amount(金額を選択するか入力してください)」と表示されます。
表示されている金額から選んで画面をタッチするか、手元のキーボードで引き出したい額を入力します。
スウェーデンクローナの表記
スウェーデンの通貨の単位はスウェーデンクローナで、略して「SEK」と表記されます。
使用するATMによって異なりますが、今回は「Only SEK 100,200(100か200スウェーデンクローナのみ)」と表示されていました。
この場合、「100スウェーデンクローナ紙幣と、200スウェーデンクローナ紙幣の取り扱い」という意味です。
「Only SEK 100」と表示されている場合は100スウェーデンクローナ紙幣のみの取り扱いになります。
手打ち入力する場合はATMが取り扱う紙幣の額を確認する
ATMで取り扱っていない紙幣を必要とするような金額は取引ができないのでご注意ください。
例えば今回のATMは100スウェーデンクローナ以下の紙幣を取り扱っていないため、150や170などの金額は取引不可となります。
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- レシートを発行するか選ぶ
「Would you like a receipt(レシートを発行しますか)?」と表示されます。
特に不要な理由がなければ、「Yes」を選択しましょう。
何かトラブルがあったときにはレシートが証明書になるので、発行したほうが安心です。
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- カードとレシート、引き出したお金を受け取る
カード、レシート、お金が順に出てくるのでそれぞれ受け取ったらすぐにしまいましょう。
これでATMの取引が完了です。
スウェーデンのATMを使う時の注意点
スウェーデンは治安がいいですが、トラブルに巻き込まれないためにも以下の点に注意してください。
暗証番号を入力するときは背後から番号を見られる可能性があるので必ず手元を隠したほうが安全です。
また受け取った紙幣はすぐにお財布に入れましょう。
冬のスウェーデンは、日照時間が短いので暗い時間が長いです。
外に設置されているATMを使う場合は、できるだけ明るい時間帯に利用しましょう。
もし外が暗い時間帯にATMを利用する場合は、銀行やショッピングモールなど明るい場所に設置されているATMを利用するといいですよ。
スウェーデンクローナの紙幣と硬貨について
現在流通している紙幣と硬貨は以下の通りです。
紙幣の種類
スウェーデンクローナの紙幣は6種類あります。
小さい額から順に
20SEK
50SEK
100SEK
200SEK
500SEK
1000SEK
硬貨の種類
スウェーデンクローナの硬貨は4種類あります。
小さい額から順に
1SEK
2SEK
5SEK
10SEK
持っていると役に立つ硬貨
スウェーデンはキャッシュレス化が進んでおり、現金の取引を見ることは日に日に少なくなっています。
現金を持ちあるかなくてもカードがあれば問題なく旅行できますが、そんな中でも現金を持っていると役に立つときがあります。
公衆トイレは硬貨が必要
公衆トイレを利用する際は硬貨が必要なんです。
公園や図書館、街中のショッピングモールなど公共の場に設置されているトイレは有料になります。
料金は場所によって違い、おおよそ5SEKから10SEKです。
両方の硬貨を数枚ずつ持っていると安心ですよ。
レストランでは唯一お金を払わずにトイレが使用できるので、お食事をされる際にお手洗いも済まされることをオススメします。
スーパーのカートを利用するとき硬貨が必要
スーパーのカートの利用にも硬貨が必要になります。
スーパーによってカートを使用する際に必要な硬貨は異なり、たいてい5SEKから10SEKになります。
カートの持ち手部分に硬貨を挿入すると使えるようになり、カート返却時に硬貨が返ってくる仕組みです。
お土産を買うなら地元のスーパーがオススメ
スウェーデンは物価が高く、特に観光地のお土産屋さんは料金が割高に設定されています。
そこでお土産購入におすすめなのがスーパーです。
お土産屋さんと全く同じお菓子や紅茶が割安で売っていることもあります。
ちなみにICAやCoopという名前のスーパーがメジャーですよ。
まとめ
スウェーデンではキャッシュレス化が進んでいるため、クレジットカードやデビットカードで決済可能な場所が多いです。
ぜひクレジットカードは用意していくと便利ですよ。
またちょっとしたところで小銭が必要になったりするので手元にいくらか現金があると安心ですよね。
現地の通貨を実際に見て、使ってみたいという方もいらっしゃるでしょう。
日本のカードを利用してATMで両替する方法は両替所に行くよりも手軽で、操作も簡単なのでオススメです。
あなたのスウェーデン旅行が良い旅になりますように!