高校生の海外留学に便利でお得!15歳から作れる「イオン銀行CASH+DEBIT」

img_mainvisual_debitcard_160725海外でも使えるキャッシュカードとして最近人気が出ているデビットカードに、イオン銀行の「イオンCASH+DEBIT」カード(JCB)が加わりました。

このカードは15歳以上から発行できるので、例えばクレジットカードをまだ作ることのでできない高校生の子どもの海外留学に持たせるなどの使い方が考えられえます。

イオン銀行のデビットカードには既にVisaブランドの「イオンデビットカード(Visa)」があったのですが、Visaとの違いなども気になります。

それでは、「イオンCASH+DEBIT」の特長について詳しく見てみたいと思います。

「イオンCASH+DEBIT」カード

先月に新しく発行された「イオンCASH+DEBIT」は、イオン銀行が発行する「JCBデビットカード」です。

それではさっそく、イオンCASH+DEBITカードの特長を見ていきましょう。

イオンCASH+DEBIT

申込可能年齢が15歳以上に

イオン銀行には既に「イオンデビットカード(Visa)」というデビットカードがありました。

今回新しく発行された「イオンキャッシュ+デビット」との大きな違いは、申込可能年齢です。

申込可能年齢
イオンデビット(Visa) 18歳以上
イオンCASH+DEBIT(JCB) 15歳以上

新しいイオンCASH+DEBITカードは、15歳以上(中学生は除く)から申し込みができるため、高校生のお子さんに持たせることができるようになりました。

バックアップサービスなし

ただし、既存のイオンデビットカード(Visa)についていた「バックアップサービス」がイオンCASH+DEBIT(JCB)カードには付いていません。

バックアップサービス
イオンデビット(Visa)
イオンCASH+DEBIT(JCB) ×
バックアップサービスとは、デビットカード利用時に万が一口座残高が不足していた場合、10万円まではイオン銀行が立て替え払いをしてくれる仕組みのことです。

でも、デビットカードの「即時引き落とし」という特長、そして未成年でも持つことができるを考えると、むしろバックアップサービスは「なし」の方が使いすぎの心配がなくていいと思いますよ。

海外利用手数料は同じ

デビットカードを海外の店頭やATMで利用する際にかかる海外手数料は、イオンデビットカード(Visa)、イオンキャッシュ+デビット(JCB)ともに1.6%、海外ATM利用手数料も200円(税抜)と同じです。

海外ATM利用手数料
イオンデビット(Visa) 1.6%+216円
イオンCASH+DEBIT(JCB) 1.6%+216円

海外で外貨を引き出した時の手数料は、1万円相当の外貨を引き出した時は376円、5万円相当の外貨を引き出した場合は1,016円になります。

海外ATM利用手数料
1万円 376円(3.76%)
5万円 1,016円(2.03%)

イオンCASH+DEBITを海外のATMで利用する時は、一回あたりの引き出し額をなるべく多くするのが手数料節約のポイントですね。

一般に他行のJCBデビットカードは海外利用手数料がかなり高く設定されていることが多いのですが、イオンキャシュ+デビットの手数料はかなり低く設定されているので、海外両替のコストを安く抑えたい方におすすめできます。

JCBデビットは海外で使えるお店が限られている

これは「イオンキャシュ+デビット」を含めたJCBカード全般に言えることですが、JCBブランドのカードはまだまだ海外では使えるお店が限られています

海外ショッピング利用
イオンデビット(Visa)
イオンCASH+DEBIT(JCB)

韓国・台湾・グアム・ハワイなど日本人海外旅行者が多い国や地域では使える店舗がかなり増えていますが、他の国ではVisa/Mastercardしか受け付けないお店が多いのが実情です。

ただ、海外ATMで現金を引き出すのがメインで、ショッピングにカードはあまり使わない予定、という場合は、「イオンキャッシュ+デビット」でもそれほど不便を感じることはないでしょう。

JCBブランドのカードは「Master」「Cirrus」等のマークが表示されている海外のATMで使えます。
海外ATM利用
イオンデビット(Visa)
イオンCASH+DEBIT(JCB)

かわいらしいデザイン

FireShot Capture 30 - CASH DEBIT誕生!|暮らしのマ_ - http___www.aeon.co.jp_creditcard_cashdebit_index_b.html

これまでのイオンデビット(VISA)には、通常のイオン銀行カードと同じデザインのものしかありませんでしたが、「イオンキャッシュ+デビット」にはかわいらしいデザインのカード券面が用意されています。

特にお子さんにこのカードを持たせる場合などはお子さんが喜ぶかもしれませんね。

イオングループならポイント還元率1%

イオンキャッシュ+デビットの強みは、ポイント還元率が比較的高いこと。

特に、イオン、イオンモール、ダイエー、マックスバリュなどイオングループの対象店舗でJCBデビットを利用するとポイント還元率が1%(税込200円ごとに2ポイント)になります。

上記対象以外の填補でもポイント還元率は0.5%(税込200円ごとに1ポイント)と、デビットカードの中ではまずまずです。

WAON電子マネーも使える

イオンキャッシュ+デビットにはWAON機能も付いているので、コンビニやスーパーの支払いが便利になります。

WAONでの支払いでも税込200円ごとに1ポイントがつくので、便利でオトクに使うことができますね。

子どもの海外留学仕送り用に使えるかも

この「イオンキャッシュ+デビット」の利用方法を考えてみました。

年齢制限の低さを活かして、高校生のお子さんに持たせるのが良さそうです。

例えば高校生のお子さんが海外留学に行くことになった場合、こんな方法を使えば海外仕送りにかかる費用を0円に抑えることができます。

  1. 親子でそれぞれイオン銀行に口座を開く
  2. お子さんの口座で「イオンCASH+DEBIT」を発行する
  3. 定期的に親の口座から子どもの口座に振り込みをする

ATMでもネットバンクでもイオン銀行間の振込手数料は無料です。

「イオンキャシュ+デビット」なら、口座から即時引き落としされるので使いすぎの心配がありませんし、利用時にはメールが届くので、万が一不正利用に遭ってもすぐに気づくことができます。

上でも触れましたが、JCBカードは海外で利用できる店舗が少ないのがデメリットですが、多くの海外ATMで引き出しに利用できるので、お子さん向けとすると、買い物で使えないのはむしろメリットといえるかもしれません。

親の口座はイオンカードセレクトで作るとオトク!

イオン銀行口座は、クレジットカードのイオンカードセレクト経由で開設すると、入会と利用で6,000円のWAONポイントが付くのでオトクですよ。

イオンカードセレクトは18歳以上が対象です。





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