【年会費無料】マネパカードの両替レートは海外プリペイド最安クラス

海外旅行でそれなりの額の買い物をしようと思うと、両替コスト(手数料)も無視することはできません。

とは言え、数%のコストのために大きなリスクを取るのも考えものです。

コストと安全のバランスの取れた両替方法はないのだろうかと調べていたら、「マネパカード」がかなり良さそうだということが分かりました。

海外専用プリペイドカードは手数料が高い?という思い込み

少し前から、海外専用プリペイドカードというものがあることは知っていましたが、「きっと初心者向けのカードで両替レートが悪いのだろう」と思って詳しく調べていませんでした。

ところが、海外専用プリペイドカードと言っても、実は種類がいろいろあり、カードによっては有利な両替レートと高い安全性を両立できるようです。

そんな中で、旅行先によっては「マネパカード」のレートがかなり有利だということが判明しました。

この記事ではその「マネパカード」について、詳しく解説していきたいと思います。

「マネパカード」は”事前両替型”の海外専用プリペイドカード


海外専用プリペイドカードはその両替方法によって大きく分けて2種類があります。これをこの記事では”都度両替型”と”事前両替型”と呼ぶことにします。

”都度両替型”

”都度両替型”のカードは、カードに日本円をチャージした後に特にすることはありません。

海外の店頭でショッピングに利用した時、またはATMで現金を引き出した時に、その時点の為替レート(+手数料)で現地通貨→日本円に換算され、その日本円相当額が即座にカード残高から引き落とされます。

一般的な海外専用プリペイドカードはこのタイプです。チャージした後に特に何もしなくても、旅行先・出張先でそのまま使えるのは便利ですね。

“事前両替型”

この記事で紹介する「マネパカード」はこちらの”事前両替型”というタイプです。

「マネパカード」は、あらかじめカードにチャージ(入金)した後、カード内の日本円を現地通貨に両替する操作が必要です。(お金はまだカードの中にあります)

そうして、カード内の「現地通貨口座」にチャージが完了することで、現地で使えるカードになる、という訳です。

「マネパカード」は、自分の旅行先に合わせて、香港ドル・米ドル・ユーロ・ポンド・豪ドルに両替することができます。

ちょっと手順が面倒なので、海外旅行初心者の方には基本的にこちらのタイプはオススメしません。

ですが、「マネパカード」にはそんな面倒なことをしてまでも使いたいと思わせるメリットがありました。

「マネパカード」は両替レート上乗せ額がたったの+0.65%!

通常、”都度両替型”の海外専用プリペイドカードの手数料(基準レートに対する上乗せ額)は4%前後ですが、「マネパカード」の手数料は、例えば香港ドルで約0.7%と、最安レベルなのです。

「マネパカード」で事前両替するときの手数料相当額は香港ドルの場合0.1円、%に換算すると、2017年9月現在の香港ドル両替レート(仲値)は約14.4円ですから、約0.7%ということになります。

通常の海外専用プリペイドカードとの差は3.35%、同じプリペイドカードなら、手数料の安いカードがいいですね。

他通貨への両替レートも悪くはない

ちなみに「マネパカード」を取り扱い通貨以外の国で使う場合(例えば中国本土や台湾、シンガポール等)は、いったん米ドルに”事前両替”し、現地でカードを使う度にカード内の米ドル口座から”都度両替型”として引き落としされるようです。

その場合、両替手数料として3%が差し引かれます。米ドルの上乗せレートと合わせて、合計の手数料は約3.67%となります。

二重の手数料が引かれますが、それでも一般的な海外専用プリペイドカードより「マネパカード」の方が若干レートが良いことになります。

中国や台湾、シンガポールの他に、香港・アメリカ・オーストラリアなどにも行く機会もあるという場合、「マネパカード」を1枚作っておけば、行き先に応じて両替する通貨を変えれば良さそうです。

まとめ:利便性や安全性が高く、レートが有利な「マネパカード」

「マネパカード」は、審査不要・盗難対策が万全・未成年も申し込めるなどの、海外専用プリペイドカードのメリットはそのまま、一般的な海外専用プリペイドカードよりかなり有利な両替レートになっています。

事前両替の手間さえ気にならなければ、オススメの1枚と言えるでしょう。

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